ゴミの掃き溜め

ゲームについて色々書いていきやす。

【ゲーム配信】できるだけサクサク、安価に配信できる環境作りとOBSセッティング【自作】

どうもこんにちは。

皆さんはゲーム実況をご存知でしょうか。

 

もちろん知っている前提の記事ですが、ここ数年でゲーム実況の需要はグンとあがってきました。ゲーム配信が一つの職として成り立つくらいの地位は得ており、ゲームはプレイしないが動画やLiveだけは見るというユーザーも多数います。

そんなご時世「自分も配信してみたい」と思うゲーマーもいるわけですが、如何せんPUBGとかそこいらのゲームをしてますと重くて重くてまともに配信もできねえと諦めてしまった方、いるんじゃないでしょうか。

 

私がそれでした。

ゲームするには申し分ないスペックでPCを組んだはずなのに、配信を開始するとガックガクでそれどころではないと。

一時期PCを二台使った「2PC配信」なんぞをやっていたこともありましたが、準備や電気代がバカにならなかったので諦めました。

 

2PC配信をするには(おそらく)二通りがあります。

「キャプチャーボードを使用した配信」と「NDIプラグインを使用した配信」です。

ちなみに自分がやっていたのは後者のNDIプラグインを使った配信でした。

 

キャプチャーボードを使った配信はキャプチャーボードがそもそも高価である事と、音声周りの設定がクソほど面倒くさそうだったことでやったことがないので、全くわからないです。

気になる方はTwitchで有名なストリーマーのみみっちさんがご自身のブログで紹介しているのでそちらを参考にしてください。

ameblo.jp

 

NDIプラグインを使用した配信はめちゃくちゃ手軽にできて、設定もすんなり終わりすぐ配信できるので2PC配信をしたいという人にはこっちをおすすめします。

が、通信量がエグいです。もともとNDIっつうのはインターネッツをつかってきれいな映像を送るシステム(超説明適当)なので、ゲーム・配信・VCアプリなんて起動してたら通信にかける負担がでかく、結局ガクつくといったデメリットも。

このガクつきを改善するためにLANカードというPCパーツをくっつければ治ったりもするんですけどね。

 

そんなことより二台のPCをぶん回す電気代とその発熱による部屋の気温に耐えられずやめました。

 

なにはともあれ全てを1台にまとめてやりたい訳です。

スマート社会ですから。そんな配信のためなんかに、僕みたいな人間のためなんかにパソコン様様を二台も起動させるなんてできなかったのです。 

 

以上前置き

 

ということでここからが本題です。

 

1PCでゲームをサクサク動かしながら配信したいという人の為、なるたけお安いもので配信できるようにしたいという人の為にブログ書かせていただきます。

 

予算は5000円だ!!!!!!!!

半日バイトすれば元がとれるね!!!!!!!!

 

余ったグラボがあるやつはただでできるぞ!

ただしGTX600番台以降、NVENCに対応しているやつ!

 

何卒宜しくお願いします。

 

条件

・ある程度パソコンいじれる

マザボMINI-ITXではない

マザボにPCIe x16が1つあまっている

・できればPCIe x1も開いてると良いです

・有線LAN環境

 

必要なモノ

・NVENC対応グラフィックボード

だけ。

 

あればより良いモノ

・LANカード(LANボード)

 

予算5000円くらいに収まりましたね。

LANカードは無くても大丈夫です。

 

グラボは余ったもの(GTX600番台以降)があればそちらで代用してもらっても構いません。

 

上に貼ったGT710でも十分動きますし、なにより補助電源が必要ないのは割と魅力的なのでおすすめです。

 

組み立てていきましょう

自作勢の皆さんお待たせいたしました。

Amazonから届いたそのパーツを取り付けてください。

 

こんくらいケースをぱこっと開ければサクッと済むので特に戸惑うことはないと思います。

スロットが足りない、マザボにはまらない等のクレームは僕に言われてもどうしようもないので勘弁してください!

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タスクマネージャーで2つ目のLANカードとグラフィックボードが動いていることを確認できました。

 

 

ハード面の準備はこれで完了です。

あとはOBSの設定でサクサク配信が開始します!

 

 

私が普段使っている配信ソフトは、フリーでいっちゃん有名なOBSとTwitchやYoutubeLIVEのオーバーレイで有名なStreamlabsが合体した「StreamlabsOBS」というやつです。

すでにOBSを使っているユーザーも、そのままこれをインストールすれば設定を引き継げるのでめちゃくちゃ便利。

ついでにフォロー、サブスク、ホスト、チアー等オーバーレイ設定もできてしまうスグレモノです。

デメリットを上げるとすれば、全て英語なこと。

 

 

streamlabs.com

 

今OBSを使っている方も、これから配信を始めてみたいという方にもおすすめするソフトなのでぜひインストールしてみてください!別に僕はここの回しモンではないので安心!

 

ということで、StreamlabsOBSの設定を弄っていきましょう。

難しいことは考えなくて結構です。

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エンコーダを「x264」から「NVENC」に変更

GPU(グラボ)を「0」から「1」に変更

 

ソフトウェア設定以上です。

 

余談ですが

たしかOBSClassicではこの設定ができません

OBSStudioでは可能だったはずです。

 

これで配信してみてください。

軽くなるはずなんですよね。

 

ちなみに、もともとまともにゲームが動かねえって人にはなんも効果がないのでそこらへんはご了承ください。

 

なんで軽くなるんです?

仕組みがわからないと納得できない自分向けです。

パソコン知識皆無の私が、受け売りと偏った情報を駆使し適当にご説明いたします。

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GPU0(今お使いのグラボ)は普段ゲームの処理を行っております。

配信すると普段軽いはずのゲームも重たくなるのは、ゲームの処理でいっぱいいっぱいのCPU及びGPUが配信映像のエンコードをするため更に負荷がかかる為。らしいです。

そのエンコードを別のグラボに任せてしまおうという、スーパー他力本願

 

ちなみにLANカードはなんでつけるの?ってのなんですが、マザボに付属のLANポートに接続した場合、通信処理をマザボチップセットだかCPUで処理するそうです。(すごく適当でうろ覚え)

その処理をLANカード側に投げて助けてもらおうという上記と同じ魂胆なのです。

 

というか、LANカードってなにかと取り回しが効く便利なアイテムなので自作する人は持っておくといいかもしれませんね。

 

PCに詳しい友人にLANカード買ったほうがいいと勧められ使ってみたんですが、速度が早くなったということはありませんでしたが、配信中のゲームのカクつきは無くなった感じがします。

プラシーボ効果ってやつかもしれません。。。 

 

感想・質問お待ちしております。

あと軽くなる理由のところ、もっと詳しくできるわって方ご教授ください。

 

追記

すっかり忘れていましたが、この方法を教えてくれた友人がまったく同じ内容の動画を作っていました。


グラボを2枚使った快適OBS配信の方法!