アメリカ最大級LANパーティー「QuakeCon2018」に行ってきた
お早うございます。
絶賛夏休みを満喫している者です。
海外旅行とは無縁の人間だった私が、アメリカで開催されるバカでかいLANパーティー「QuakeCon」に参加したお話をしたいと思います。
4日間に渡るゲームイベントがハチャメチャに楽しかったので、ブログでシェアです。
最初に「LANパーティーとはなんだ」という方へ。
LANパーティーとは、参加者が各自PCなりPS4なりゲーム機を持ち込んで同じ会場でゲームをするイベントのことを指します。
おそらくDreamHackが一番有名なんじゃないでしょうか。
個人的な意見ですがDreamHackが一番認知度が高い理由は、各タイトルのでかい大会をそこで開催しているからだと思います。
インターネットが普及したこのご時世に、わざわざ会場に金をかけて集まってオンラインゲームをするのはゆとり世代でも、ファミコン世代の人間でもいまいちピンとこないし、わけのわからない集まりにしか見えないに違いないでしょう。
とりあえずLANパーティーっちゅーのは参加してみないと(僕の文章力の問題もありますが)、楽しみ方や空気感というのはなかなか伝わらないかもしれません。
少しでも興味を持ってくれる人がいればありがたい…
続きまして「じゃあQuakeConとはなんぞや」な方。
QuakeConはLANパーティーの一つであり、1996年から続く(同い年!)これまた有名なイベントです。毎年テキサス州ダラスで開催されるそうで、今年も勿論ダラスでした。
この時期になるとSteamでQUAKECONセールと題して、フォールアウトやエルダースクロールズシリーズなんかが安く買えるようになるんですよね。
ちなみにひとつもプレイしたことありません。Steamギフト楽しみにしてます。
Quakeはゲームタイトルです。だからQuakeCon。安直ですね。
元はインターネット回線が弱かった時代、Quakeで対人戦を行うのにみんなで集まって戦い始めたのが発祥だそう。所謂オフ会みたいなものでしょうか。ユーザー発祥のため、ゲーム開発やらスポンサーベースのイベントじゃないところが肝です。
QuakeCon初期はみんなQuakeをプレイしていたんだろうとは思いますが、2018年はモンハンやってる人を多く見かけました。
楽しければ何プレイしててもオッケー!
レッツゴーアメリカ
出発は8月8日の11時。ワシントンD.C.を経由してテキサス州のダラス・フォートワース空港へ向かいます。
台風の影響もあり、一時間のディレイ。
これにより日本からダラスに着くまで19時間くらいのフライトになるのですが。
ケツの痛みはバイクで、座っていることの辛さは日々のゲームのおかげでごまかせましたが、高所が苦手な私にとって飛行機の離着陸は拷問でありました。
最後に飛行機にのったのは大学一年の国内旅行で金沢に行った時。
最後に海外に行ったのは高校二年生の修学旅行でアメリカ西海岸に行った時です。
パスポートはとうに期限切れ、ESTAの申請なんかもせっせか済ませておいてよかった。
私は日本語話者です。英語は全く話せません。
ゲーム内VCで聞こえてくるような罵詈雑言ならまだしも、リアルな日常会話などついていけるような力は身についていませんでした。
故、第一関門といえば入国審査。
まあ訊かれる質問はテンプレだしむずくないだろうと余裕かましてました。
実際待ち受けていたのは突拍子もない質問。
「この名前なんて発音するの?」的な内容。
????????????????????????
挙げ句「いい髪色してんな、アニメみてえ」とただ感想を述べられ、こちとら台風の遅れで乗り継ぎに焦ってんのにのんきなもんだとあっさり審査をすませ無事アメリカ入りを果たしました。
脳内で流れるDA PUMPのU.S.A.。国内線へ乗り込み、QuakeCon会場のあるダラスへ向かいます。
DFW空港到着から会場のあるホテルまで
国内といえどでかいアメリカ。3時間強のフライトは地獄そのものでした。
というのも、離着陸時にありえんくらい揺れるのです。
「ああ。俺の命もここまでか」と何度思った事でしょう。
普段信じない神様も、今日は信じさせてくれと祈りました。
機体が揺れるたび、最後尾に座っている我らの更に後ろにいるCAがいい感じのリアクションを取るもんだから、お願いだから飛行機に慣れているあなた達くらい黙って座っていてほしい。
そんなわけで機体の揺れに怯え、騒ぐCAに憤りを感じるフライトを終えダラス・フォートワース空港に到着致しました。
お疲れさまです。
次の関門は、海外のSIMをゲットすること。
ポケットWI-FIルーターをレンタルするのも良かったんですが、値段は高いし速度が遅いのは嫌。
大手キャリアなら海外向けのプランもありますが、SIMフリースマホを使っている私にそれらの選択肢はありませんでした。
空港にいるうちはFreeWIFIが助けてくれるものの、一旦外に出てしまえば頼れるものは何もありません。
結果から言うと、空港の外に出てしまったせいでセキュリティの中にある携帯電話ショップに入ることができず、SIMが手に入らないままタクシーで恐る恐る会場のあるホテルまで向かうことになりました。
ホテルWiFiあってよかった…
ホテルについたのはアメリカの8月8日17時過ぎの事。
8日に日本を出て20時間近く動いていたのに8日に現地に着くから時間と日にちの感覚がバグる。
(後日、先にアメリカに来ていた方にSIMカードを買ってきていただき無事アメリカでスマホが使えるようになりました。)
リゾートホテルとんでもないな・・・
このホテルの情報はこちら↓
会場入り
イベントが始まったのはホテル入りの翌日9日から。
今日から4日間QuakeConが開催されます。
私達日本人勢は計8名。
一人は遅れて合流するためこのときは7名ですね。
開場、受付が始まる数時間前からすでに何名か並んでいます。
朝っぱらに並び始めたので最初の受付グループに間に合いました
やはり受付に時間がかかるため、早めに並んで待っているほうが得だと思います。
持ち込むデバイスの確認や顔写真の撮影、書類の記入なんかがあって遅れてきた人たちは大変だったでしょう…
なんてったって会場がアホみたく寒い。
Tシャツ一枚で回ろうものなら一発で風邪引くレベル。
アメリカ人のデブでさえブランケットを巻いてる。それくらい寒い。
開場時間は大幅に遅れてのスタートでした。流石アメリカですね。
席数はなんと5000。
陸上競技ができるくらいのデカさでそれはそれはビビりました。
一通り席が埋まり始めたら、会場の電灯はターンオフ。
謎の拍手と歓声が興りとうとうQuakeCon2018のスタートです。
QuakeCon2018スタートよ!
最初にちょこちょこ写真貼っていきます。
ボート型PCケース。何台か見かけたので有名なのかな?
会場のほぼ端っこから撮った写真。奥行きの長さが伝わりづらいかもしれませんが、めちゃでかい。そして輝くゲーミングディスプレイ。
QuakeConはでかい壁を活かし、勝手にゲームやアニメやGIF画像を延々と投影してます。
この写真は投影角度がずれまくり、ちょうど私のところから平面に視えるようになっていて、一瞬3Dホログラム的なもんだと勘違いしたときのものです。
大会とかやる会場。
QuakeChampionsの他にもカードゲームの大会も開かれていました。
規模の割にステージや観客席がチッコイ。
FallOutやったことないんでこいつがなんなのか知らない。
日本でも数台入荷された噂のPCケース。バカでかいうえバカ高い。
QuakeCon会場の上で行われた新作Falloutの発表会。
全部英語、Falloutやったことない、飯食ったあとでめちゃ眠い、メガネ持ってきてないせいでよく見えないの4拍子。
ただ客のノリが良かった。
KEELの顔イラッとしますよね。
ここで遊ぶとポスターとゲーム内で使えるアイテムがもらえるシリアルコードがもらえるんですけど、最終日にQCプレイしている人にコードを配り歩くお姉さんのおかげで3枚くらいもらいました。
そんないらないので大会の景品にすることに。
ぶっちゃけ4日間PC置いてある会場とホテルの部屋、喫煙所にしか行かず写真もあまり撮らずゲームばかりしていたせいで、撮ってのせるようなもんはもうなにもありません…
QuakeConが終わったあとはダラスをさくっと観光しやした。
おつかれさまんさ
楽しいイベント、終わって一日ゆっくり観光はあっという間に終わり。
帰国はまたも乗り換えが待ち構えております。
ここでいっかいタバコを吸おうと外に出たことが原因で便に乗り遅れかけたり、食った昼飯が辛すぎて死にかけたりとしましたがどうにか家にはついてます。
日本についたらすぐ日本のテレビ局の人にインタビューされました。
結局放送には乗らなかったようですね…
とりあえず今回はめちゃくちゃいい経験になりました。
日本で行われるLANパーティーで持ち込みたいネタが増え、今年のイベントにむけおもろいもんを作っていきたい。
最後に、私がノリで行きたいと言ったのにもかかわらず様々な面でサポートして頂いた皆様に感謝です。
頭があがりまへん;;